シニアの空手試合で敗北後のリベンジへの9個の提言を徹底解説

スポンサーリンク
シニア(壮年)空手

先日、フルコンタクト空手の試合に参加しました。

県大会と言うよりも、錬成大会です。

ですので、規模は県大会よりは小さな規模で、シニア(壮年部)の出場選手は、6名でした。

結果は決勝で敗退しました。

悔しい思いをしましたし、夜のお酒が悲しい酒でしたね。(負けて飲むんかいというツッコミはやめてあげて。)

今回は、自分も含めて、シニア(壮年部)の試合で負けた後、どうすれば良いのか、お話していきますね。

シニアの空手試合で敗北後にするべき9つのこと

  1. 試合を振り返る
  2. ケガの有無確認する
  3. 試合の戦略を考える
  4. ディフェンスを考える
  5. カウンターを考える
  6. 持久性をつける
  7. アドバイスをもらうく
  8. 新たな練習内容を決める
  9. 試合で出せる技を習得する

それでは、始めていきたいと思います。

1.試合内容を振り返る

最初試合内容についてですが、見たくないかもしれませんが動画で負けた試合を見てください。

そして、今まで自分が練習してきた内容を思い出し、負けたことについて悔しいかどうか自問自答です。

自分の場合ですが、稽古は休まず出て、自主練を行い、稽古日以外は、自宅で筋力トレーニング。

でも結果は、惨敗。

悔しいとしか言葉が出ないです。

悔しいと思ったら、次の行程へ進みますが、負けて悔しくない方は、空手を今までと同じように向き合って、同じように練習してそれなりに頑張って頂き、次の行程へも進まない方がよろしいかと思います。

2.ケガの有無確認する

私たちは壮年ですから、家族もいる方もお子さんもいる方も多いかもしれません。

仕事もあるでしょうし、守らなければならないことがたくさんあるんですよね。

ケガの具合が問題ないか確認してみてください。

試合後は、アドレナリンが出ているんで、痛みなないかもしれませんが、帰宅後から二日後くらいまで、痛みがきたりするのはよくあること。

特に、胸パンチやボディパンチをやられた、胸筋や腹部。

インローキックやアウトのローキックをやられた太ももの外側や内股付近など。

ケガで痛みがひどいと、仕事にも支障をきたす恐れがあり、空手どころじゃないですからね。

痛みが治まってから、リベンジに向けて前へ向いて行きましょう。

3.試合の戦略を考える

今まで、試合で戦略を考えていたでしょうか?

私の場合ですが、漠然と前に出て、力任せに押し切り圧力をかけて勝つとか。

また、相手の懐に入って、ボディが弱そうだからボディを狙うとか。

こんなの戦略では無いですよね。

改めて戦略を考えるのですが、その時に必要なのは、どの様な流れて戦えばよいのかということです。

上級者の方が試合をまとめるとか言われておりますが、時間と自分の攻撃にフォーカスして考えてみたいと思います。

私の参加するシニア(壮年部)の試合は、90秒+延長があれば、60秒延長なので、それで考えてみますね。

1. 試合開始から30秒の局面

相手の実力を確認する時間です。

自分のいつもスパーリングで対峙している時の距離間を保ちつつ、相手の攻撃を見定めていきます。

大切なのは、相手が攻撃したら、必ずカウンターを出しましょう。

カウンターを出して相手の攻撃と差引ゼロのイメージになっておかないと、審判からの印象が悪いですよね。

相手の攻撃が効いていないのに、自分が分が悪いと思われるリスクがあるからカウンターは必要です。

難しいですが、必須項目として、互角に打ち合いをしてください。

2.試合開始31秒から60秒の局面

試合中盤になりますが、ここが踏ん張りどころですよね。

ここでは、相手の攻撃を食い止めながら、じわりじわりと自分のペースに引き込めるように仕掛けていってください。

ここでは、互角以上の手数を出しておかないと判定で自分に有利になりませんから、相手よりも手数を出して打ち合っていってください。

ここでは、非常に根性と言うか出し切る勇気が必要ですね。

3.試合開始61秒から90秒の局面

ここでは、ラッシュしかありません。

良く言われるのが、体力を温存しておいて、最後だけラッシュして試合に勝っても嬉しいのか?と。

そういうことを言う人には、『勝って嬉しいです!』と言ってやってください。

揶揄されてもいいんです。

負けるとみんな、『残念だね』とか言いますが、それで会話は終了です。

内容はどうであれ、勝てば、官軍ではないですが、皆が声をかけてくれるし、次回にも繋がりますから。

ですから、イキアゲの最後の30秒の時と同じで、出し切る感覚で、突きや蹴りを繰り出し前へ出ます。

そして、相手も必死ですので、今度は左右にフットワークを使い、左右に振って、連打していきます。

この30秒に賭けるイメージで気合で出し切りましょう。

4.ディフェンスを考える

シニア(壮年部)の試合では、手数が多い方が断然、判定に有利です。

ですから、スタミナがあって手数を出す選手が勝ちに直結しますよね。

ただし、スタミナがあっても、ディフェンスしなければ、相手の攻撃で良いパンチや蹴りが自分の急所などに効かされたら状況は一変します。

せっかく有利だったのに、一発良いのをもらって、『技あり』はとられないまでも、自分の動きが止まって失速することはよくあります。

ですから、ディフェンスが非常に大事。

ディフェンスですが、理想形は、相手の攻撃をブロックや受け流しながら、相手に攻撃を加えていくこと。

そんな簡単にできるはずはないですが、ディフェンスの意識を持つことが大事です。

あと、構えも相手に対して半身になって、相手から攻撃される面積をできるだけ少なくするのも、一つの方法でですね。

自分の体を相手に対して真正面にしていると、センターを取られやすいです。

体のセンターは、みぞおちや人中など急所が多いので、取られないように意識しないといけないですよね。

急所について詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
空手で急所を狙って効かす!試合で勝つための5つのポイント解説

5.カウンターを考える

『打たせずに打つ』がフルコンタクト空手では、理想ですが、なかなか体が動きませんし、難しいものですよね。

最低限、打たれたとしても、カウンターは返すようにしたいです。

カウンターを返していれば、勝負の上では、負けていないですから。

勝ちにも、一本勝ちで勝つのが良いですが、それはあくまで自分の相手の力の差が歴然としている場合ですよね。

一撃必殺は狙いたいですが、一本勝ちや技ありは結果として、取れれば、OKぐらいの気持ちであくまで、負けない空手を目指し、カウンターは返して、印象が悪くならないように心がけましょう。

6.持久性をつける

いわゆるスタミナですね。

スタミナがあって手数が多くないと、シニアの試合では勝てないです。

最後まであきらめず攻撃して手数が上回る選手が勝てるので、スタミナをつけることは必須なんです。

スタミナをつけるやり方は、ビックミットでイキアゲをやったり、タバタ式の運動を行ったり、いろいろあると思いますが、自分の体質をしっている道場の先生に訊くのが良いと思います。

私の場合ですが、スタミナ稽古は、自主練で稽古終わりのイキアゲです。

2分×2セットで、吐きそうになりますが、やってます。

試合でヘッドギアを装着が必須ですが、ヘッドギアは、視界は狭くなるし、呼吸もしにくくなるので、試合前3週間くらい前から、体を慣らすためにヘッドギア装着でビックミット稽古をしております。

  

7.アドバイスをもらう

自分の負けた試合は動画で撮っておられると思いますが、動画を見てもらい、指導員の先生にアドバイスをもらってください。

先生は、必ず、良いアドバイスをしてくれるはずですし、稽古でもそのアドバイスに沿った練習も取り入れてくれるはず。

ですから、アドバイスはきちんと受け止め、改善していきましょう!

私の今回の敗因ですが、基本的に空手になっていない。

どういうことかと言いますと、相手の攻撃をもらい過ぎて、自分の攻撃の時は、ポジショニングが悪い。

組手の時にポジショニングが悪いと攻撃をもらいますし、自分の攻撃時も、良い攻撃ができません。

相手の真正面に立っていては攻撃もらいますよね。

今回はポジションニングの大事さがよく分かりました。

この練習方法も教えて頂きましたので、時間があれば是非ご紹介しますね。

上記のお話は、私の場合ですので、各道場の先生に分析して頂き、アドバイスを聞いてみてください。

8.新たな練習内容を決める

上記の7番でアドバイスを聞いたら、早速練習方法を決めましょう!

今まで通りの自分と決別して新しいことを取り入れないと、今までの自分と同じで負けてしまいます。

ですから、ニュー自分になって新しいことに取り組みましょう!

アドバイスで筋力不足なら筋トレでも良いですし、私みたいにポジショニングが悪ければ、その練習方法を聞いて練習するしか道はないです。

9.試合で出せる技を習得する

今回痛感したのは、アドバイスでも言われたのですが、試合で出せる技が無いと苦しいです。

そのためには、練習が必要ですが、私の場合は、脛で蹴るローキックです。いわゆるスネローです。

これを必殺技にするべく、稽古します。

先生にも言われましたが、ちょっと練習したくくらいでは、試合で出せる技にはなりませんよね。

何千発、何万発と蹴りこんでいかないと、試合では出せません。

空蹴りであれば、感覚がつきませんから、サンドバックかミットでないと練習できませんから、稽古後に先輩などの仲間にミットを持ってもらい、お互い蹴りあうというのを地道にやるしかないですね。

それも、何種類も必要ないですから、たった1種類、新しい技を武骨にやって行きましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

以下の9つを確認して、是非、私と一緒にリベンジに向けてリスタートです。

  1. 試合を振り返る
  2. ケガの有無確認する
  3. 試合の戦略を考える
  4. ディフェンスを考える
  5. カウンターを考える
  6. 持久性をつける
  7. アドバイスをもらうく
  8. 新たな練習内容を決める
  9. 試合で出せる技を習得する

フルコンタクト空手にこんなにハマるとは自分も思いませんでした。

ここまで読んでい他代た方も同じではないでしょうか。

空手にもっと情熱を吹き込んで、家族に無理のかからない程度に頑張って練習しましょう!

押忍

コメント

タイトルとURLをコピーしました