フルコンタクト空手の醍醐味は、華麗な組手ですよね。
あと、一本勝ちがカッコいいです。
一本勝ちは、KOできる技が無いと、難しいですよね。
いわゆる、伝家の宝刀です。
ウルトラセブンでいうところの、アイスラッガーです。
私の中では、必殺技は、上段膝蹴りです。
まだ、決めきれていないですが、いつかは試合でKO取りたい技ですね。
今回は、決め技になる上段膝蹴りについて、解説していきたいと思います。
今回の内容も、フルコンタクト空手を習い始めた方でいつか試合で上段膝蹴りを決めたいと思っておられる方向けですので、上級者の方は、スルーして頂ければ、幸いです。
上段膝蹴りの6つの視点
- ストレッチ
- 接近戦で蹴る
- 軸足を相手の前足の外側へ
- 膝の上げ方の確認
- ジャンプの確認
- コンビネーション
それでは、はじめますね。
1.ストレッチ
下記の動画が凄く分かり易いのですが、新極真会の塚本師範の動画です。
塚本師範のセミナーを動画で撮ったものを誰かがyoutubeにアップした動画ですが、貴重なノウハウです。
ストレッチですが、胸まで膝が上がらないと難しいです。
特に、この動画では、後に新極真会の世界大会2連覇を果たす、島本雄二選手もセミナーに参加されていましたが、かなりレベルの高い動画です。
シニアの方には、難しいレベルかもしれませんが、ストレッチの部分は参考になるので、お風呂上がりのストレッチや稽古後のストレッチを励行しましょう!
2.接近戦で蹴る
下記の動画は、新極真会の山本和先生の動画です。山本和也先生は、2019年新極真会全日本大会で、準優勝された強豪選手です。
膝蹴りは、基本的に接近戦で相手との距離が近い時に蹴りますよね。
パンチを打ちあう距離と同じですので、膝蹴りは比較的出しやすいです。
ローキックは、接近戦では出しにくいですから、シニアの試合は打ち合いが多いですから、効果的ですね。
3.軸足を相手の前足の外側へ
山本先生も福地勇人先生も同じことを言っておられるので、説得力がありますけど、自分の軸足は、相手の前足の外側に位置してください。
その方が相手から死角になるんで、分かり難いです。
普通スパーリングでも、相手の前足より自分の軸足を外側にさせるようなポジション取りは、させてくれないでしょうから、練習は必要ですが、打ち合いしていれば、スッと外側へは出せるように感じます。
ですので、あくまで打ち合いながら軸足を外側へポジション取るように意識すると良いですね。
4.膝の上げ方の確認
下記の動画は、白蓮会館の福地勇人先生の動画です。福地先生は、2020年新極真会全日本大会で、ベスト8に入賞された強豪選手です。
他流派でべスト8に入賞するのは、もう何十年ぶりの快挙で、素晴らしい現役選手です。
福地選手は、サイドにずれて覆いかぶさる感じで膝を出す方が良いと言われております。
山本先生は、サイドにずれるのは、同じなのですが、弧を描くように増したから突き上げるように出すと言われております。
自分的には、覆いかぶさって膝を出す方がしっくりきます。
どちらか自分のやりやすい方で、トライしてみてください。
基本稽古では、膝蹴りは真っすぐ上げて、つま先は、伸ばすように指導されておりますが、私にとって組手でつま先を上げる膝蹴りは難易度が高いようです。
5.ジャンプの確認
福地先生や山本先生の動画でも言われているように上段への技は、ほんの一瞬を狙うべき技ですよね。
隙をつかないと入らないですよ。
ですので、ジャンプする時、よいしょっと両足をジャンプしていては、時間がかかり、相手にバレてしまいディフェンスされてしまいます。
という訳で、片足ジャンプです。
踏み込みは、軸足の片足で、カカトからのジャンプを行います。
踏み込みの位置は、福地先生も山本和也先生も同じことを言われており、自分の軸足を相手の外側に置くのが基本ですね。
6.コンビネーション
上段膝蹴りへ繋げるコンビネーションですが、接近戦からのパンチ攻撃をしながら、上段膝蹴りへとつなげるのがベストでしっくりきますよね。
先程もお話させて頂いた通り、一瞬の隙を狙うの技ですので、上段膝を蹴るぞ、蹴るぞと相手に悟らせては無駄になりますよね。
ですから、パンチのラッシュしながら、軸足を移動させての膝蹴りが理想ですね。
ただ、なかなかうまくいきませんが、練習が必要ですよ。
上手く相手の顔にヒットできなくても、虚をつく攻撃ですので、相手もびっくりしたら、儲けものですよね。
その後のフォロー攻撃が入り易くなることもありますんどえ、是非習得しましょう!
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まとめ
いかがだったでしょうか?
柔軟性があり、膝が胸まで上がらないと上段膝蹴りは、ヒットしにくいですね。
ラッシュして、軸足を外側に置き、蹴り足を斜めから覆いかぶさるように蹴れれば、試合で使える可能性大です。
まずは、ストレッチですが、継続すれば力になりますので、是非、トライしてみてください!
自分も頑張ります!
押忍
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