中段回し蹴り(ミドルキック)の威力は?空手で蹴れる5つの秘訣

スポンサーリンク
練習法

どうもこんにちは、シニア空手です。

稽古がきつい今日この頃です。

先日も、空手の稽古のスパーリング時に黒帯の先輩に、ミドルキックを蹴られてしまい、一瞬息ができなくなりました。

翌日から蹴られたアバラ付近を押さえると、痛みが走る今日この頃です。

今回は、やられたたらやり返すシリーズでお送りする、中段回し蹴り(ミドルキック)の威力と5つの要点をお話していきたいと思います。

空手の試合を見ていて思うのは、上段回し蹴りや後ろ上段回し蹴りや上段膝蹴りなど上段(顔に蹴りを攻撃する)狙いが、KO率が高いですよね。

ですが、上段狙いでなくても、破壊力(威力)が高くてKOも狙えるミドルキックが出来れば、組手でとても有利になりますよね。

中段回し蹴り(ミドルキック)は自爆(相手のヒジを蹴ってしまい、自分の足が負傷する)の確率が高いので、気を付けなければならない技でもありますよね。

壮年部の方や習い始めた方で、試合で活かそうと思っている方が対象ですから、上級者の方には、参考にならない内容ですのでご了承くださいませ。

中段回し蹴り(ミドルキック)の5つの秘訣

  1. 踏み込みの仕方
  2. 蹴り方
  3. 蹴る時に腕に注意
  4. 蹴ったあと
  5. シニアの蹴りはズバリこれ!

1.踏み込みの仕方

踏み込みが非常に大事なのですが、稽古の時に習うのが、軸足を蹴る時に返して、軸足のカカトを相手に向けると良いということですよね。

身体の体質というか体型よって分かれると思いますが、比較的、体重の重い壮年(シニア)の方は、最初から軸足を返して、蹴る方が良いと提案します。

軸足を蹴る時にカカトを返すパターンの時は、カカトを浮かした状態で、返すことになりますよね。

片足のカカトを浮かしたままで、全体重を支えるのは、正直、無理でないですが、キツイです。

カカトを浮かすと厳しいので、私は、軸足を最初から返して蹴りこんでいます。

返す角度は、可能な限りなるべくカカトを相手に向ける角度が良いですが、相手と平行になるくらいが理想です。

2.蹴り方

蹴り方は、蹴り足は、膝を抱え込んでとか基本はそうなんですが、足を棒のようにイメージして、その棒で蹴る感覚が良いですね。

下記の動画が参考になりますので、興味のある方はどうぞ。

  

ミットに当てる練習の時、膝を抱え込んで足の背足を当てるとかではなくて、イメージですが、足を上げて足を棒のように真っすぐぎみで蹴る方が威力が増している感覚がありました。

また、ミット練習やサンドバックで練習するときは、ミット練習であれば、ミット目がけてけるのではなくて、ミットを持っている人に当てるつもりで練習してくださいね。

ミットを意識するより、その隣の人間を蹴るイメージで蹴る方が威力が増すはずですよ。

3.蹴る時の腕に注意

蹴る時の腕の動きがとても重要になります。

軸足側の腕は顔面ガードが必須です。

相手のカウンターなどで上段(顔面)を狙われる可能性が十分ありますから、顔面ガードは絶対ですね。

そして、蹴り足側の腕ですが、腕をを振ってください。

腕を振ると、蹴り足がフォーム的にスムーズになって力が伝わりやすいですし、威力が増しますので、体の後ろ側に振るということで意識してください。

4.蹴ったあと

蹴った後ですが、足を元の位置に戻すようにしてみてください。

蹴った後に、足を蹴りっぱなしにした状態で相手の近くに足を下ろしてしまうと、相手のカウンター攻撃や逆襲をされる可能性が高くなります。

また、足を元の位置に戻してから、その後のフォローとして、パンチに繋げたり、膝蹴り攻撃やミドルキックの連打など繋げないとやられちゃいますから。

私の経験ですが、稽古中でもケット後の足の位置を非常に意識付けするように指導されます。

そうでないと、相手の思うようにやられますから。

ですから、非常に大切ですので練習時に意識してみてください。

5.シニアの蹴りはズバリこれ!

極真空手中崎道場関西本部の藏谷先生の動画です。

関西ということもあるのでしょうが、話がも面白くて、引き込まれます。

興味のある方は是非どうぞ。

  

いろんな動画をアップされておりますが、上記動画は、壮年部用の動画で、楽に蹴れて疲れにくいというのが、テーマになっておりますので、とっつきやすい内容ですよ。

壮年部の試合ですが、フルコンタクト空手の流派によっても違いますが、概ね1分30秒です。

試合に出る前はたった1.5分と思っていたのですが、実は1分30秒は長いんですよ。

壮年部の試合は、どうのようにスタミナ温存して最後まで戦うかが勝利への鉄則です。

引分だったら、その後に延長戦1分をやることだってあるんです。

ですから、スタミナ非常に大事ですので、若手の上級者が全日本大会でやるようなフットワークを使いながら攻撃は不可能ですよね。

ですから、藏谷先生の動画でも仰られてるように、軸を作って、蹴り足で挟み込むように蹴る、足は棒のように蹴るのは、スタミナもそんな使わないですし、目から鱗でした。

最後に、こんな蹴り方やってみたいなということで、もうひとつ紹介しますね。

いろんな種類のミドルキック

新極真会の鈴木国博師範の動画で、七色の中段回し蹴りです。

  

鈴木師範のセミナーに参加したことがありますが、オーラが出ていて、とても近寄りがたい感じはしたのですが、実際は非常に優しくて、いろんなパターンの技を教えて頂き、非常に良かったです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミドルキック(中段回し蹴り)で大事なポイントは、踏み込みの仕方⇒蹴り方⇒蹴る時に腕に注意⇒蹴ったあと⇒シニアの蹴りはズバリこれ!です。

時間があれば、鈴木先生の動画も見て頂き、7色のミドルキックを練習してみてください。

ですが、壮年(シニア)であれば、スタミナを意識しながらの蹴り方が大切になりますから、軸を作って棒蹴りが、合うのではないでしょうか。

最後にですが、基本を練習したうえでの応用ですので、最初から楽な方向へは進まず、基本練習をしてからシニアで使える蹴りの活用をお勧めいたします。

押忍

コメント

タイトルとURLをコピーしました