空手の稽古をしていると、自分のレベルがどのくらいか知りたいと思うのは、自然な流れですよね。
レベルをしるためには、やはり試合に出ることです。
試合に出場するのであれば、絶対勝ちたいと思うのは、当然のことですよね。
空手は、武道ですから、勝負には、必ず勝ちたいし、負けたくないし、こだわりたいです。
空手の試合で、勝つためには、稽古するしかないハズですよね。
試合ルール上で、急所を狙い、相手に効いたら、試合で有利に運べますよね。
試合で勝つために急所の攻撃の仕方をお話いたしますね。
反則技ではないですので、よろしくお願いいたします。
上級者レベル話ではなくて、地方大会で勝つためのお話ですので、ご了承ください。
最初に、人間には、いろんな急所があるんですよね。
良くご存知の箇所で言えば、金的ですね。
金的は、反則技ですので、狙ってはダメです。
攻撃できる急所とは
攻撃できる急所(弱点)は、以下のような部位になります。
- 頭部
- レバー
- 太もも
- 膝裏
- みぞおち
それでは、一つずつ詳しくお話していきますね。
1.頭部
上段への蹴りですが、頭部のこめかみが急所です。
パンチでの頭部への攻撃は反則です。
頭部全体も弱点になりますので、狙えるのであれば、狙ってください。
空手の試合で一本勝ち、技ありでの勝ちは、上段への蹴りによるものがほとんどです。
上段回し蹴り、後ろ上段回し蹴り、外回し蹴り、内回し蹴りなどです。
昔は、カカト落としをやる選手はたくさんいましたが、今はあんまりいないです。
上段を蹴れるようになるには、体が柔軟であり、スピードが重要ですね。
参考になる動画です。興味のある方はどうぞ。
2.レバー
レバー攻撃をしてヒットしたら相手は、一瞬息ができなくなり、うずくまるんです。
レバーへ攻撃するには、ミドルキックや三日月蹴りや下突きがあります。
ここでは、下突きについてお話いたしますね。
左の下突きですが、当然接近戦になっている状態で相手のガードをかいくぐってレバーに下突きです。
なかなか難しいですが、下記の動画が参考になります。
三日月蹴りについても情報が載っていますので、興味のある方はどうぞ!
三日月蹴りの5つのコツ?試合で使える練習の仕方を徹底解説
3.太もも
太ももへの攻撃は、下段回し蹴りとヴァレリーキックです。
今では、どちらの技も普通に使われている技ですね。
とくに下段回し蹴りでは、一本取られる選手もたくさんいますので、重要な技の一つです。
下から蹴り上げるイメージでは効かす下段回し蹴りは蹴れません。
必ず、膝を水平にして、上から落とす下段回し蹴りの方が効きます。
ヴァレリーキックについては、以下の記事で詳細がありあmすので、興味のある方はどうぞ!
フルコン空手の下段踵蹴り(ヴァレリーキック)のポイントを解説
4.膝裏
膝裏の関節部分です。
ここは、鍛えることができないんです。
ですので、アタックできれば、かなりの確率で効く技になりますよ。
攻撃ですが、インローの下段蹴りですが、極真会館主催の世界大会で準優勝した実績がある、現在数見道場を運営されておられる数見選手の蹴りが凄いんです!
下段回し蹴りで太ももの外側を蹴るのも凄いのですが、インロー蹴りが素晴らしんです。
動画では、あくまで参考程度で、マネできれば、世界レベルですが、カウンター狙いで蹴っているので、カウンター狙いでスパーリングで実践してみてください。
態勢を崩しながらインロー蹴りを蹴る方がヒットする確率が上がるんですね。
5.みぞおち
みぞおち攻撃では、やられたら、やり返すとはいかず、息が詰まって『うっ』となります。
最悪の場合は、うずくまってしまいますね。
(1)みぞおちに膝蹴り
みぞおちに、膝蹴りが割と入り易いです。
ただ、腕でガードされていれば、効き難いですが、それでも圧力が伝わるので、膝蹴りが有効です。
接近戦では有効ですので、相手のパンチを振り払い、ガード外し、みぞおちに膝蹴りを打つべしです。
そんなに上手くいくはずないかもと思っておられるかもしれませんが、その通りで何回も、何十回も、何百回もスパーリングで実践&改善です。
(2)みぞおちに縦拳突き攻撃
突きは、正拳突き、下突き、縦拳での突きやフックなどいろいろありますが、おすすすめは、縦拳です。
縦拳でピンポイントで、みぞおち狙いで突いてみましょう。
それも、利き腕のストレートでの縦拳です。
上手く入れば、『ウッ』となります。
スパーリングで練習として相手が息をした、瞬間に狙ってみてください。
ボディストレートでみぞおちを狙うのであれば、縦拳でなくて、普通の正拳でとらいしてみましょう!
最後に
いかがだったでしょうか?
試合で攻撃して良い急所は、頭部、レバー、みぞおちへ、太もも、膝の裏側ですね。
一度に5種類を練習するのは、難しいので、1か所ずつ、自分に合ったスタイルで、急所を決めて目標に稽古をしてみてください。
押忍!!
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