空手界の歴代で最強選手は?シニア空手家が選ぶレジェンド5傑

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こんにちは。シニア空手バカです。

仕事関係で空手をしている方に、全日本大会の応援のために1泊で東京に行って、大騒ぎした話をしたら、ちょっと引かれました。

空手を稽古する限り、強くなりたい願望があるハズです。

ということは、強い選手へのリスペクトは当然ですよね。

ちょっと偏見になるかもですが、強い選手は偉いにたいなところも正直あります。

今回は、歴代極真空手界で最強と言われる方たちをご紹介したいと思っております。

私の個人的な意見ですので、当然ながら主観が入りますから、好きな選手も含まれるかもです。

意見が違うかもしれませんがご了承して、読んで頂ければ幸いでございます。

それでは、はじめますね。

最初に、私が思う強い選手は、以下の条件を満足している方が強いと思うのです。

強い選手の条件

  1. 100人組手を完遂
  2. 世界大会・全日本大会で上位入賞

詳細をお話していきますね。

1.100人組手を完遂

100人組手は、普通の空手家では絶対無理なんですよ。

極真空手では初段を承認してもらうために、10人組手をおこないます。

通常は、1人の相手に対して1分ほど組手を行いますので、10人×1分=10分です。

10分だから、大したことないなと思うかもしれませんが、もの凄いキツイんですよね。

自分の体力が無くなっていく中で、入れ替わり立ち替わり、投資みなぎる新しい相手との組手ですから、しんどいです。

10人組手でも、すごく大変な組手です。

おそらく人生で最も厳しい時間を過ごすことになりますし、10組手する方の中には、やられ過ぎて肋骨がいかれる(骨折)方もおられると聞きます。

100人組手は、その10倍ですからね。

また、100人組手は、誰でもできる組手ではなく、館長のお許しが出た選手のみが受けれる組手です。

ですから、試合に強いのは当然で、精神力も強くないと受けられません。

ですので、その100人組手で完遂した選手は、極真空手界の伝説になるのです。

これまでも、たくさんの方が100人組手を挑戦しています。

未完遂に終わった方もたくさんおられますし、完遂されても、そのまま病院にて緊急治療になる方が多いです。

完遂者も11人しかおられません。(2014年現在)

次に世界大会・全日本大会についてお話ししますね。

2.世界大会・全日本大会で上位入賞

世界大会・全日本大会で上位入賞しているという条件については、強い選手が大会で上位入賞するということは、必然ですので、当然のことですかね。

世界大会に限っては、それぞれの国からの推薦がないとエントリーされないですから、エントリーされるだけでもすごいですが、そこで上位になるというのは、とんでもなく強いということです。

それでは、上記の2つの条件をクリアした選手を見ていきましょう!

条件を満たした選手たち

  1. 松井章圭選手
  2. アデミール・コスタ選手
  3. 八巻建志選手
  4. フランシスコ・フィリォ選手
  5. タリエル・ニコラシビリ選手

それでは、一人ずつ解説していきますね〜

1.松井章圭選手

生年月日:1963年1月15日 (2020年現在、57歳)
国籍:大韓民国
主な戦績:第17回、18回全日本大会優勝、第4回世界大会優勝
百人組手:組手時間:2時間24分、所要時間:約4時間
得意技:後ろ上段回し蹴り、上段回し蹴り

一口解説メモ:大山総裁から、半世紀に一人現れるか現れないかの人物と言われた選手です。

現在は、極真会館(松井派)館長ををされております。

私は、松井選手の著書を読みましたが、大学も中央大学でまさに文武両道の方で、憧れでした。

松井選手の素晴らしさは、体格的には、175センチくらいなので、大きくないのですが、得意の華麗な上段回し蹴り、後ろ上段回し蹴りで、第4回世界大会を制した時は、鳥肌が立ちました。

2.アデミール・コスタ選手

生年月日:1961年3月29日生まれ (2020年現在、59歳)
国籍:ブラジル
主な戦績:第3回世界大会4位
百人組手:組手時間・所要時間:2時間55分(不明)
得意技:変則蹴り

一口解説:現在は勢和会を主宰している。

現役選手時代には、変則回し蹴り(ブラジリアンキック)の使い手の異名を持っていて、塚本師範がやるマッハ蹴りの原型となる。

極真空手の昔話になると、だいたい世界大会でアでミール・ダ・コスタ選手はでてきます。

ブラジリアンキックや中村誠選手との死闘など古い話になりますが、強い選手です。

あとで、出てきますが、ブラジルのレジェンドのフランシスコ・フィリォ選手に蹴り技を指導したとされるのが、このアデミール・コスタ選手です。

ブラジルの選手がなぜ強いのか分かった気がしますね。

彼が礎(いしずえ)となっているのですよ。

レジェンド(フィリォ選手)指導していたのですから、当然、凄い選手ですよね。

3.八巻建志選手

生年月日:1964年(昭和39年)8月18日 2020年現在、55歳)
国籍:日本
主な戦績:第21回、26回全日本大会優勝、第6回世界大会優勝
百人組手:組手時間:2時間17分15秒、所要時間:3時間27分
得意技:前蹴り、カカト落とし

一口解説:187センチ、102キロという恵まれた体格からの前蹴り、下段回し蹴りで相手を圧倒する組手ですね。

現在は八巻空手の代表で、俳優業もやられていて、主演映画やテレビなどでも活躍されていました。

目つきが半端ないぐらい怖いですし、オーラが凄いですが、本当は優し方だと推察します。

私が注目しているのは、前蹴りで、中段、上段へと前蹴りを使い分けて、さらに足が長いので、突き刺さるんですよね。

あのような、必殺技が私も欲しいです。

現在は、アメリカのロスアンジェルスで空手を教えられているのですが、もしアメリカのロスに行く機会があれば、是非行ってみたい道場の1つです。

  

3.フランシスコ・フィリォ選手

生年月日:1971年1月10日(2020年現在、49歳)
国籍:ブラジル
主な戦績:第7回世界大会優勝、第1回全世界ウェイト制空手道選手権大会 重量級優勝
百人組手:組手時間:2時間9分9秒、所要時間:3時間8分
得意技:蹴り技すべてスゴイですが、横蹴りとカカト落としが素晴らしい。

一口解説:極真空手では最高の世界チャンプの称号を手に入れ、満を持してK-1に行ったのですが、素晴らしい結果は残せませんでした。

極真会では、今でもスーパーレジェンドです。

横蹴りや前蹴りやカカト落としもスピードが早く、突きも強力です。

百人組手では、完遂後は、病院に緊急搬送で緊急治療が普通のパターンなのですが、フィリョ選手は、病院に行くほどでは無くて、普通に食事をしたそうです。

あの松井選手でさえ、百人組手で意識がもうろうとし、途中で頭突きや掴んでの膝蹴りなどを行ったりしていたんです。

他で言えば、増田章選手も、100人組手で途中で、相手選手に噛みついたりと冷静さを欠くようになるのですが、フィリョ選手は、問題行動もとくに無かったですし、負けもないので、レジェンドオブレジェンドですね。

5.タリエル・ニコラシビリ選手

生年月日:1991年4月6日 (2020年現在、29歳)
国籍:ロシア
主な戦績:第42回全日本空手道選手権大会優勝、第10回全世界空手道選手権大会優勝
百人組手:所要時間:3時間21分
得意技:高速の突きのラッシュ

一口解説:ロシア人選手なのですが、長身の選手では無いのです。(172㎝)

ステップワークを使いながらに右へ左へ回りながら突きや下段蹴りをする選手です。

突きが強くて速いですし、蹴りも早いですね。

それで、左右に回るので捉えきれないので、ディフェンスも攻撃も難しいです。

  

恵まれた体格ではないにもかかわらず、世界大会で優勝ですから、体の大きくない選手の憧れになりますね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私が思う極真歴代の選手で強い選手の条件は、世界大会を上位入賞していること、百人組手を完遂していることです。

この条件にマッチしている選手は、松井章圭選手・八巻建志選手・アデミール・コスタ選手・フランシスコ・フィリォ選手・タリエル・ニコラシビリ選手です。

5人は間違いなく精神的にも空手でも強い選手です。

一歩でも近づけるように精進しないといけませんね。

押忍

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