定年まで10年を切った、空手バカ野郎です。
数日前にスパーリングで、黒帯の先輩から膝蹴りを喰らい、昔バイク事故で折ったアバラを痛めてしまい、咳をするとアバラが痛む今日この頃です。
仕事で部下から『どうしたんすか?』と言われ、『何でもないよ』といってますがバレバレです。
私が、なんでお金を払って痛い目に合っても我慢して稽古に行っているのかということですが、黒帯になりたいからです。
極真空手の黒帯というのは、私の中では、別格の認証取得です。
ネットなどで極真空手は弱いとか叩かれているみたいですね。
匿名の人が言っているので気にしなければよい話ですが。
しかしながら、会社の同僚に『極真ってホント強いの?そこまで大した事じゃないん?』とか言われてしまい、世間の反応もそうなのかと思いました。
今回は、極真空手がどれほど、強さがあって医大なのかご紹介していきたいと思います。
極真空手の黒帯(初段)の場合についてのみお話させていただきますね。
それでは、
極真空手の黒帯とはどのように稽古したら取れるのか?
というのを説明いたしますね。
だいたい、黒帯を取得するには、5~7年は、週3回以上まじめに稽古に出ないとなかなか難しいです。
なかなか継続的に稽古をするのは、並大抵ではありません。
私の黒帯を締めておられる人はどんな人
- 空手の組手が強い方
- 根性がある方
- パンチの打ち方・蹴り方を熟知している方
という感じです。
それぞれ、順に説明していきますね。
空手の組手が強い方
これは、茶帯の方でもそうですが、組手が恐ろしく強いですね。
稽古時のスパーリングですが、本気を出さず、軽くいなす感じなのですが、技が早くて重たくて、上段系の回し蹴りなどは見えないです。
また、スタミナ無尽蔵ですから半端ないでレベルです。
試合に出場しても、地方の錬成大会や県大会レベルであれば、一回戦負けはあんまり見ないですよね。
根性がある方
黒帯取得者は、何と言っても普通の人とは根性が違います。
空手が好きという事は大前提なのですが、根性が無いと、早い方で5~7年、遅い人で10年くらいは、週2~3回の空手の稽古を継続して修行しなければなりません。
また、黒帯を取得するまでにたくさんの試練があります。指導員の先生や強い先輩とのスパーリング、実際の試合で強い選手と当たったり。
昇段審査を受けれる立場に上がるまでに、何十、何百、何千とボコボコにされるんですよね。
そこを乗り越えてくるわけですから、それは根性が違います。
パンチの打ち方・蹴り方を熟知している方
黒帯の方は、相当修練していますから、パンチの打ち方も打つ箇所も熟知しています。
ですので、どこが狙えるのか瞬時に見抜き、攻撃しかけてきます。
普通の人は、パンチも手打ちで、腰が入ったパンチを打てないですから威力がさほどないですが、黒帯は、腰のはいっった早い突きができますので、相当痛いでしょう。
また、蹴りの方も同じで、どこが効くが分かりますので、普通の方にはディフェンスできないハズですね。
次に実際に黒帯取得者のリアルなノンフィクションのお話をさせてもらいますね。
黒帯の方のザ・ノンフィクション
- 黒帯になると警察に申請するの?
- 黒帯の昇段試験で10人組手てナニ?
- 極真ルールは顔面パンチ禁止なので、顔面攻撃が弱点?
1.黒帯になると警察に申請するの?
これは、都市伝説みたいなもので、初段になっても警察に届けることはありませんし、二段、参段になって申請はしません。
極真の黒帯は、法律上凶器扱いになると、いう根も葉もない噂ですからこんな話になるのでしょう。
但し、昔の裁判記録ですが、このような話があります。
極真空手の全日本大会や世界大会にも出場したことがある選手が、酒場で口論になり、道場に連れていったら、相手側(複数のうち)の1人が道場に置いてあった、鉄アレイを持って殴りかかっが、正当防衛と思い、掌底をお腹に入れたら、内臓が破裂したんです。
結局、正当防衛は、認められなかった。
その選手は世界レベルの選手ですから、まさしく凶器扱いです。
2.黒帯の昇段試験で10人組手てナニ?
これは、事実で黒帯の昇段試験は、1分間×10人組手(試合)です。
相手は、弱い相手では無くて、ほとんどが黒帯の先輩か若手の茶帯の方がでます。
これは本当にキビシイ苦行ですね。
昇段試験の組手では、低確率ですが、アバラ骨か胸の骨がやられる(骨折又はヒビ)んだとか。
実際に、昇段試験を受けた方から聞きましたが、残酷物語ですよね。
それを耐え抜いた人だけ、黒帯になれるんですよね。
打たれ強いのは、間違いないですから。
3.極真ルールは顔面パンチ禁止なので、顔面攻撃が弱点?
これは、ズバリ当たってます。
確かに弱点で、試合でも顔面殴打で減点か注意をとられる反則行為なんですね。
実戦の場合では、確かに顔を殴られると弱いですが、道場によっては、顔面攻撃に備えた指導もしていますので、初動のパンチはしのげるのかなと思います。
まとめ
極真をやっている人間ですから、ひいき目になり説得力が無いかもしれませんから、ご容赦していただきたいのですが、ネットで言われているように、極真が弱いとかは、強い人が強いですから、弱い人は弱いですけど、少なくても極真で黒帯を取得するのは普通の努力では取得できません。
根性が違いますし、打たれ強さや技の出し方など普通の方とは、比べ物にはなりません。
一度、稽古でも試合でも生で見てみれば、変わるのではないでしょうか。
弱くないことが分かってもらえるのではと思います。
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