空手の稽古中や試合で帯がほどける時ほど、情けないですよね。
指導員の先生もスパーリングで私の帯がほどけていたら、『帯~』と注意を受けます。
毎回毎回、きちんと帯をきつく締めているのに、スパーリングとか激しい動きをしたら、知らない間に帯がほどけるんですよね。
子供でも大人でも起こってしまう問題です。
いわゆる帯がゆるむ問題です。
対策としては、しっかり綺麗に帯を締めたらほどけにくくなります。
以前、こんなことがありました。
全国大会の試合の日に帯を忘れた茶帯の先輩がいました。
たまたま、試合会場に帯を打っているショップがあったので、問題ありませんでしたが、指導員の先生が烈火のごとく怒り、私の道場では語り草になっております。
今回は、大切な帯のカッコいい締め方とほどけにくい締め方をご紹介致しますね。
但し、帯の締め方に正解はないですから、自分にあった帯の締め方をしていただければ、幸いです。
帯をキレイに締めるポイントとは
- 帯がきちんと重なっていること
- 簡単にはほどけない締め方
- 下に垂れる帯の長さは均等
- どうしてもダメなら帯止めを装着
それでは、詳細をお話していきますね。
1.帯がきちんと重なっていること
帯を一本縛り(一本結び)にすると、帯がきちんと重なって美しいですね。
以下の動画の帯の結び方が、一番オーソドックスな結び方です。
試合で強い選手は帯の締め方もカッコいいですね。
2.簡単にはほどけない締め方
以下の動画をご参照ください。
簡単には、ほどけませんからで子供さん向きです。
ただし、帯が長くないと難しいかと思います。
大人で、ウェストが大きいビール腹の方(私)は、この結び方は、無理ですかね。
ウェストの細い方や子供さん向きですね。
3.下に垂れる帯の長さは均等
帯を締めて、前からも後ろから見られても、一本線になっていたらバッチリですよね。
帯の垂れ具合が、左右で同じなのが理想です。
均等でないとカッコ悪いですね。
長さは均等でないとカッコ悪いので気をつけましょう!
4.どうしてもダメなら帯止めを装着
基本的に帯を締めるのは、本人ですから、子供さんも自分で締めないといけません。
ですが、どうしても上手く帯を締められない時ってありますよね。
その時は、最後の手段ですが、帯どめを使ってみましょう!
試合会場で少年部(小学生)の組手や型の試合で時々見るのですが、帯が、良くほどける方は、帯止めを使うと効果的ですよ。
帯がほどけることは絶対にありません。
私も購入しようかと考えたこともありましたが、大人で帯止めしている人は、ほとんどいませんから、購入を断念しました。
少年部の子は、帯止めをしている子は、たくさんいますから、おすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
帯の締め方ですが、すぐには上手に締めることは難しいです。
以下にまとめますと、
- 帯がきちんと重なっていること
- 簡単にはほどけない締め方
- 下に垂れる帯の長さは均等
- どうしてもダメなら帯止めを装着
空手の稽古と同じで、何回も何百回も練習したら、きれいな締め方ができるのでぜひ頑張ってください。
私の指導員の先生が『帯や道着は空手に必要な道具なのできちんと管理できないと人は強くなれない!』と言われました。
帯や空手道着やサポーターなど、大切にしないといけないと痛感しております。
皆さんもきちんと帯の締め方を練習してください!
押忍
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